片付けない妻です。
昨今、家族形態が変わりつつありますね。
昔は、サザエさんやちびまる子ちゃんのような祖父母世代との同居、三世代家族が多かったですよね。
今はママ、パパ、子どもの核家族が増えてきました。
我が家も少し前まで三世代家族。
核家族を始めて二年目です。
家族形態の変化による”孤育て”
”孤育て”を知っていますか?
その字の通り”孤立”して子育てをしていることをいいます。
理由は…
- 近所付き合いの希薄化
- 核家族化
子どもが生まれてから、ママもパパも子育て一年生。
悩むことは日常茶飯事!!
子育てが”孤育て”と言われている中、困った時に相談する相手はいますか?
相談相手がいない
昔の日本であれば
- 「近所のあばちゃんに子育てを少し相談してみる」
- 「同居の姑(母親)に聞いてみる」
なんてこともあったかもしれませんね。
でも、今のママはどうでしょう?
- 挨拶程度しかしないご近所の方に「最近、子育てで困ってて…」なんて言えません。
- 別居で毎日の状態が分かっていないのに「あなたの子育てが…」なんて姑(母親)に言われたくありません。
- ママ友!!どこに子育て世帯が住んでいるかわからないし、かけずらい。
そうこうしているうちに困った時に気軽に相談する相手も、困った時に頼る相手も見つからない。今、子育てをしているママ達は”孤育て中”の人が多いんじゃないですかねー。
こうした”孤育て”が、増え続けている児童虐待の原因の一つとも言われています。
じゃあ、同居してみる?
”孤育て”がしんどいなら、家にいる大人を増やしてみよう!
それで問題は解決するのか?
私が感じた三世代家族と核家族のメリット、デメリットを上げてみます。
三世代家族
メリット
- 家事のやり手が増える
- 子どもが甘える場所が増える
- 困った時に頼れる(子どもの急な入院、保育園の送り迎えなど)
- 経済的に楽
デメリット
- 他の家族に気を使う
- 家事の境界線が曖昧
- 子どもが騒ぐと気になる
- くつろぎにくい
核家族
メリット
- 気を使わなくていい
- 自分たちの好きなようにスペースが使える
デメリット
- 子どもの甘える場所が減る
- 経済的には負担が増える
- 困った時に身動きが取りにくい
と、ざっとこんな感じでしょうか。
私個人としては、核家族は”人に気を使わずにすむ”というところが最大のメリット。
三世代家族の一番のメリットは”子どもの甘える場所が多い”ことでした。
子育ては猫の手でも借りたい
核家族では、夜は家に大人がママ一人という家庭も多いのでは?
- 食事の準備
- お風呂の準備
- 子どもの次の日の支度の確認
…とやることはたくさんあると思います。
子ども達は「ママ(おとな)と話したい!!私の話を聞いて!!」と言うけど、ついつい「後でね!」「今、忙しいの。」と子どもとの会話を後回しにしがちです。
「本当は、子どもの話…ちゃんと聞いてあげたいのに。」と子どもの寝顔を見ながら、思う日もあるのではないでしょうか?
(考えてみると同居していた時は、誰かが子ども達の話を聞いてくれていました。)
子どもの意見も聞いてみる
我が家の子ども達は、「三世代家族の方がよかった」らしい。
核家族2年目を迎える今でも「なんで引っ越したの?」と聞かれます。
なぜなら”話相手が激減した”から。
子ども達は毎日様々なことを経験して、いろんなことを学び、感じています。
聞いてもらったり、共感してもらったり、褒められたり、励まされたりということが大切なんでしょうね。
相談する相手はなにも身近じゃなくてもいいじゃない
昔は、身近に相談する相手がいました。
じゃあ、現在はどうするのさ?というお話です。
無理に挨拶程度の近所のおばさんや姑(母親)、ママ友に相談相手を求めなくても相談する場所が最近は増えています。
地域の子育て支援の一環として…
- 保育園の園庭開放
- 区役所などの子育てサロン
かなり充実してきているらしい!!
そこでは、保育士など子どもについて学んだ経験豊富な人が子ども達の喜ぶ催し物(小麦粉粘土、工作、おもちゃ遊びなど)も用意していることも。
子どもを遊ばせながら、ちょっとした雑談をするだけでも気分転換になりますよねー。
自分が「この人なら…」と思えば子どもについて相談するのもあり!
(もちろん、そういう職業の方々は守秘義務がありますから…話がどこかへなんて心配はいりません。)
保育園とかなら、ご近所で年の近い子どもがいるママ達がいる可能性が大!!
ママ友を作る場としても有効かも!?
まとめ
核家族が増えることで、増えている”孤育て”。
せっかく子育てするのなら、”孤立”は嫌ですよね。
私は、身内とかママ友に相談して、ヘタに「あなたは…」なんて決めつけられたりするのも嫌!
専門的に学んだお話が聞ける人が相談相手の方が気が楽。苦笑
気軽に電話やメールで!なら、やはり身内やママ友が便利かもしれません。
それぞれにあった相談相手がいるといいですね!!
三世代家族でも核家族でも子育ては楽しくしたい!