どうも、ハタオトです。
先日、新聞勧誘が立て続けに2件きました。というか、子供がインターフォン越しに対応して「誰か知らない男の人ー」ってな感じでぼくも対応しました。
どうも、近くに読売新聞のお店ができたのか近所を回っているみたいなんですよね。実際、勧誘を受けてみると断りにくい勧誘の仕方をしていました。
「やり方が汚ねーなー。」と思ったので、新聞勧誘の手口や断り方などを紹介していこうかと思います。
新聞勧誘
ピンポーン。ガチャっ。
ハタオト:はい。
新聞屋:すみませんー、この辺に新しく読売新聞の支店が出来たものですから、ご挨拶に回らせていただいています。
ハタオト:えぇ。
新聞屋:今、新聞って取られていますか?
ハタオト:いや、取ってないよ。
新聞屋:そうなんですかっ!あぁーよかったー!今ですね、スギ薬局さんの商品券を3000円分お配りしているんですね。(スギ薬局の商品券を3000円分手渡す)
ハタオト:へぇー(商品券を手渡される)
新聞屋:近くにスギ薬局さん、たくさんありますよね。そちらで使えるんですよ。
ハタオト:(ん?話がよくわからん…)
新聞屋:どうですか?新聞をとっていただけないですかね?
ハタオト:いやー、新聞ってゴミが配送されるだけだからいらないんだよね。ネットで見れるし。
新聞屋:(困った顔して)ちょっとでもダメですか?
ハタオト:いらないなー。処分に困るし。
新聞屋:そうですかー。じゃあ、これはすみません(商品券を回収)。お仕事でやっているのですみません…。
まず、商品券を手渡して手に持たせるところから始まりましたね。えっ、これもらえるの?? お配りしているって何?って感じで。
ぼくの場合は、勝手に話が展開されていったことで不機嫌になったと、心理的なテクニックで狙ってやっているかな?と思ったので断りましたね。
しかし、去り際の商品券の回収がカッコ悪い…。まぁ、悪質なんですよ。もう一件行きましょう。
新聞勧誘2度目の訪問
ピンポーン。ガチャっ。
ハタオト:はい。
新聞屋:どうも、すいません、読売新聞の者です。新しく支店が出来たものですから、ご挨拶に回らせていただいています。(たぶん、同じ支店の別の方)
ハタオト:えぇ。(さっきもきたな…)
新聞屋:それでですね、こちらをお配りしているんですね。(アルミホイルと大きな封筒?)を渡される。
ハタオト:はぁ、どうも…。
新聞屋:ちなみに、新聞って中日新聞ですかね?(このあたりは、中日新聞がトップシェア)
ハタオト:いや、取ってないよ。
新聞屋:そうですかー!では、こちらもお付けしてお配りしているんですね。(スギ薬局の洗剤2箱を手渡す)
ハタオト:…。(洗剤2箱受け取る)
新聞屋:半年だけでも新聞ってどうですかね?今なら4000円分のスギ薬局さんの商品券をお配りしているのですが。(実際に4000円分見せる)
ハタオト:(あっ、さっきよりも多いw)いや、ネットで見れるからいらない。
新聞屋:ネットで…そうですよね…。お子さんっていらっしゃいますか?実は学校の授業で使われているんですよ。
ハタオト:へぇー。そうなの。
新聞屋:そうなんですよ。(少し間をおいて)2ヶ月だけでもダメですか?
ハタオト:いらないなー。
新聞屋:そうですか…。あっ、では、これはすいません…(手渡された洗剤2箱回収)
ハタオト:(苦笑い)
新聞屋:そちらのアルミホイルなどはプレゼントしていますので使ってください。すいません、こっちも仕事でやってますので。
で、次のお宅へ。
…。同じ日に30分間隔で2度訪問されましたよw
手渡した粗品を回収して去る姿はカッコ悪いよ…。それも、一人目と比べて粗品がグレードアップしているところを見ると、一貫性がないんですね…。たぶん、このマンションにお住まいの方は全員嫌な気分になったかと思いますw
ひと昔前は、新聞勧誘がしつこくて警察沙汰になったこともあったみたいですね。今回の場合は、それほど悪質ではなかったのですが、やり方は汚いです。
新聞勧誘の手口
今回の手口でいやらしいと感じたのは、先に景品を無料で配っていると言ったところです。簡単な例文を見てください。
こちらは先に新聞を取ってくれといっていますよね。で、購読してくれたら特典つけるよ。
ニュアンスが異なりますよね。それも相手に手渡しているので、すでに所有している感覚になるわけです。(気持ち的にね)
もらっていると何かお返しをしないと悪いなぁという気分にさせてしまいます。
しっかりとしたテクニックで、ある調査によると成約率が2倍近くまで上昇したケースもありますからね…。
特に、断りにくい人にはこの手口は危険ですよね。お返しをしなくては、ならないという社会の文化に背くことになるわけですから。断りにくいタイプの方には難しいです。
人はプレゼントされると弱い。不公平な訪問販売を引き起こす原因
あ一連の流れのテクニックは、返報性と言われています。
ある行為がなされた場合、受け手がそれと類似した種類の行為で返しすることをこのルールは要求します。厚意には厚意で答えるべきであって、無視してはいけませんし、ましてや攻撃で返すことなどもってのほかです。
たまたま同じ支店の方が2人来ました。両者ともに、先に無料でプレゼントという形で提示しています。悪いなーって気持ちを引き出して契約に取り付けている印象がありますね。
これが、「新聞をとっていただけませんか?とっていただけると、洗剤2つと商品券4000円分プレゼントしていますよ。」なら、「する/しない」を選択後の話ですからね。
顧客心理が変わってきます。
だいたい新聞を購読するメリットが見えない
そもそも新聞を購読するとどんないいことがあるかを説明するべきですよね。
新聞をとった未来がどのようにかわるのか?
例えば、
「学校で新聞を使っているってご存知でしたか?」では、自分に関係あることだっとのでちょっと反応したんですよね。
同じように国語の勉強方には社説を読むといいですよー。と資料と一緒に展開されたら、子供の将来を見据えて心が動くかもしれませんよね。さらに、新聞独自の売りを教えていただけないと買う理由が全くないんですよね。
わざわざお金かける必要あるの?もしくは、切り替える場合はメリットあるの?って感じで。
商品券だけを渡して、どうですか…って。
先にもたせて所有感覚をもたせて、どうですか…って。
ちょっとはメリットを提示してほしいなー。マーケティングとか、営業とか勉強してほしいな。
新聞勧誘の問題点
実体験で会話を再現していますけど、結構トラブルって多いみたいですね。
新聞勧誘って訪問販売になるので、調べてみたら今回の事例は違法っぽいですね。
(1) 事業者の氏名等の明示(法第3条)
事業者は、訪問販売を行うときには、勧誘に先立って、消費者に対して以下のことを告げなければなりません。
1.事業者の氏名(名称)
2.契約の締結について勧誘をする目的であること
3.販売しようとする商品(権利、役務)の種類
(特定商取引法ガイドより)
名前聞いていない、得点を先に渡されてから勧誘について話し始めたとかね。
一応、新聞販売のルールなんてものもあるみたいですけどね。
とりあえず、トラブルいっぱいあったのね。ってことがよくわかります。
新聞勧誘の撃退、断り方
「ネットで見ているのでいらないです。」
だいたいこれで断れるかと思います。「インターネットなんて嘘だらけですよ!」なんて言われた時には、「◯◯(勧誘に来たところの)新聞さんのネットニュース見てますよ!」とでも答えておきましょう。
「2ヶ月だけでも…。」ともうワンチャン狙ってきますが、
「2ヶ月もゴミを届けられたら大変だからマジやめてほしい」と断りましょう。(実際、思っていますw)
そりゃもう、断ったこっちが悲しくなるくらいかっこ悪く帰って行きますよ。
まとめ
自分に関係があったら購読するんですけどねー。基本的に商材って人を豊かにするものだと思っているので、まだ見えてないメリットを提示していただけたらいいんですけどね。
まぁ、この新聞勧誘の方法ならトラブルが起きるのも納得ですね。
この記事を読めば、「あぁ、こいつの狙いはこれだな…」とわかるようになって冷静に対処ができますよね。
それでも、しつこい勧誘はあるので、こちらを貼り付けておきましょう。
”通報します”ってところがポイントですね。
他にも結構、騙されるというか、(いやいやでも)YES!を言ってしまう場面はあるので影響力の武器を読んで自己防衛方法を勉強しておきましょう。 かなり長いけど、超面白いです。
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