片付けない妻です。
ニュースで生後間もない赤ちゃんがへその緒がついていたまま路上で放置されていたところを保護された報道されていましたね。命にはなにも問題なかったようで、不幸中の幸です。今回のような赤ちゃんは、保護者や身内の引き取り手がいない場合、乳児院へ措置で入ることになると思います。
あなたは里親制度を知っていますか?
日本の社会的養護ではまだ1割しかない里親制度。欧米諸国と比べ施設(乳児院や児童養護施設)に偏っています。今回のような赤ちゃんが家庭の中で育ててもらえるチャンスが里親制度にはあります。
里親についてザッとわかる漫画
実子を4人育てながら、何件かの里親を引き受けてきた星成ファミリー。そこに母親が服役中の”のあちゃん”を里子として任されます。
星ママや星成ファミリーの愛に24時間満たされて本来の”のあちゃん”を取り戻していきます。出所した母親は、”のあちゃん”と暮らせるようになるんでしょうか?
のあちゃんを通して母親の心のうちを知っていくことになる星マー。
自分の過去に何かあろうと子どもの傷になるようなことはNG。でも、中には親自身が傷を抱えたまま生きていることも。
次のシーンは涙がホロっと。涙
子どもとその親を支える支援ってまだ少ないですよね。大人になれば自己責任でやっていかなければいけないことばかりですが、支援が必要な親もいるのが現実。
最初から子どもを傷つけようと思っている親なんてごく少数。傷つけてしまった背景もあるのです。
親子にだっていろんな出会い方がある
自分たちの赤ちゃんに出会うことが難しかったママ。TVでやっていた里親の番組をきっかけに里親の研修を受けに行くこととなります。
自分たちと”似ている”や”血のつながり”を気にするママがとった選択は?
子育てを周りに頼ることを恐れないで!
なんとか出産することができた主人公の女の子。なんやかんやでシングルマザーとして子育てをしていくことに。
たまの息抜きが思わぬ結果になってしまが…。
うつ、育児不安、生育歴の問題などを抱えたママは子どもとの絆を取り戻せるの?
シングルでなくともママになった瞬間に手のひらを返されたような扱いを受けることもしばしば。育児に対する重圧を少しでも減らしていける世の中にしていきたいものです!(母親は子育て完璧なロボットじゃない!なぜ子育ての助け合いは認められないの?今の子育てに必要なものを【保育園義務教育化】に学べ!)
まとめ
外国に比べてまだまだ遅れている日本の里親制度。一人でも多くの人に知ってもらい、普及されていくことを願わずにはいられません。
乳児院で育つことがいけないわけではありませんが、問題もあります。里親が完全でないのは理解していますが、24時間同じ人に愛してもらえる環境がどれだけ赤ちゃんにとって必要かを考えると里親制度を応援したいです。
ニュースの赤ちゃんが幸多き人生を歩めることを心からお祈りしています!
今回、紹介した「うちへおいで!! すべての子供に家族を」は、まんが王国の電子書籍で読みました。
他では、販売をしていないです…。(なぜか)
話題の漫画本になりますので、ぜひ試し読みだけでも良いので読んでみてください。
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