予習の勉強って何をすればいいの?そもそも予習って必要なの?復習だけじゃダメなの?
子どもの勉強でも予習学習って何をやらせればいいかわかりませんよね。
勉強って言っても復習、予習の2通りがありますからね。
予習と復習の勉強の違いは明確にあります。この点を理解していない方は多いのではないかと思います。
今回は、予習の勉強の進め方、復習と予習の役割の違い、予習の勉強の進め方をお伝えしていきます。
なぜ予習をやるのか?
疑問ですよね。
以前、塾に勤めていた時も疑問でした。明らかに基礎学力がないのでついていけていないことは明白。今やっている単元をやるためには以前の単元をセットでやる必要がありました。
その旨を提案しに行った際に以下のようなことを言われました。
ダメ。塾での方針はどんどん進めること。基本は予習型の勉強。わからなくてもガンガン進めていく。
子ども達の戦場は塾ではなく学校。学校でなんとなく見たことがある、少しでも自信が出て発言できるようにすることが目標。今ここで勉強ができても意味がない。だから、塾での授業は学校よりも先に進めて「あー!これ塾でやった!」と授業に参加してもらう事が大事。
学校の授業が楽しいと思えて、発言できるから勉強楽しいと思うきっかけになる。
そこから内申点も授業態度が関係するでしょ。まずは、学校の授業なの。
手厳しく上司に言われた言葉。ぐぅの音も出ませんね。
もちろん、その生徒は別途復習が必要でした。しかし、それよりも予習が重要だという事が十分理解できました。
というわけで、予習は学校で授業に参加するためにやることです。
予習をすると、どのように変わるのか
- 見た事がある(初見よりも抵抗感がない)
- 問題がわかる(手を上げて発言できる)
- 授業がわかる(勉強が楽しい)
これ、出来るような気がするだけでも十分なんですよね。抵抗感がない事が大切なんです。
予習は何となく見たことがあることが大切
予習の勉強方法は意気込んで全問正解をする必要はありません。むしろ、完璧主義は邪魔です。
予習の勉強方法
- 教科書ワークを使う(他のテキストがあればそちらでもOK)
- 単元の目標を読む。(一体何を新しく習うのか)
- ポイント解説を読む
- 例題を読む。例題を解く、中学生の勉強方法の1回目から実践。
まずは、一度見る。目を通す事が大切です。
ここでわからない問題が見つかれば、次回の授業で質問ができますよね。
これが ”「わからないところを知る」勉強”という事です。
予習型のデメリット
デメリットがあります。
そもそも勉強のハードルが高い。
予習はわからない問題をやるのでやはり抵抗感があります。独学で勉強する事に慣れるまでには時間がかかります。
そのため塾に入ったりするんですよね。教え方もある程度は充実してますしね。
しかし、現在では動画コンテンツが充実しています。ぼくは中学校の予習には勉強サプリがオススメだと思うんですよねー。
15分程度の動画コンテンツで予習学習ができる。
予習→例題→演習→間違い直し
一連の流れをコンパクトに出来るので最適だと思っています。何より安いところが…。(教育業界の方すみません。)
中学生の勉強サプリは予習向きに最適だと考えています。
まとめ
予習と復習の違いについて
以前の記事で予習と復習の違いを以下のように表現しました。
- 予習は「わからないところを知る」勉強
- 復習は「わかる」から「できる」への勉強
もう少し自分に役に立つよう置き換えましょう。
- 予習:学校での発言ができるようにするため(内申点対策)
- 復習:定期テスト対策、入試試験対策
基本的には復習の勉強が中心になります。反復練習をしないことには学力は定着はありません。
しかし、子ども達の戦場は学校。これを考えると予習も大切ですよね。
”見たことある”から手を上げて発言。学校での勉強が楽しくなる事が予習の目標なんですよねー。
では、次回は、塾の選び方を解説していきます。