どうも、ハタオトです。
毒家族から脱出する漫画ゆがみちゃんが面白かった。
妻の親が毒親なんですよねー。話を聞くとカルチャーショックを受けるレベルで。
ゆがみちゃんを読んで思ったのは、聞いた話ばかりじゃん!って。毒親を持つ方なら読むと共感すること間違いなし。
毒家族からの脱出、脱出してからの悩み、毒親の影響力から断ち切るためにどうのようにすればいいのか?悩んでいるなら読むべきですよ
ゆがみちゃんの内容
「家族」に苦しむすべての人へおくる解毒コミックエッセイ!
兄妹を徹底的に差別し、娘の人格を否定し続ける母。
罵声や暴力によって、わが子をコントロールしようとする父。
新興宗教を家族に強要し、恨み節や悪口をまき散らす祖母。
大人のいない場所で妹をいじめるようになった兄。
そんな「毒家族」が支配する家で育ったゆがみちゃんが
家から逃げ出し、じぶんの価値を見つけ出し、
自らの手で解毒していく戦いを描く、衝撃のコミックエッセイ。
なかなかの毒親っぷりですねー。奥さんから経験談もそっくり。こんな感じなんですよねー。
本書でも書いていますが、表面的に出ない心理的虐待に当たるんですよね。
奥さんの場合は、通報されてなんやかんやでお世話になっていますが、そうでない軽度のもの。直接的に命に関わらないレベルのもの。介入はないし、軽視されている部分。
実際にあるわけですよ。子どもを所有物かのように扱う人って。
毒親話に対する一般的な反応
「自分の知りえない環境に対する無理解」にせよ、「自分も経験した環境に対する拒絶反応」にせよ、自分が理解できない・受け入れられないことを「とりあえず否定する」人がとても多いように感じます。
そうこれ!世間がこれ!
毒親の話なんて、したくないそうです。でも、ここまで「育ったからよかったよね。家族なんだし」と諭されるケースが多いので、「面倒くせっ!」とあまり話をしたくないんですよねー。特に年配の方の価値観が年上を敬え的な思考パターンなので。
苦労したそうです。
理不尽(虐待)の連鎖を断ち切るために
ゆがみちゃんでは毒家族から脱出しても苦労することになります。第5章超越編からは、心理学的な用語も入ってわかりやすく解説しています。
- 感情の不感症状態(自分の感情がわからない)
- 人との境界線の持ち方
- 完璧主義に関して
- 自虐傾向と他虐傾向
- 常識という先入観の悪循環
あぁー、全部奥さんの悩んでいるところだ。毒親を持つ子どもならではの悩みに関することが理論的に、マンガでわかりやすく記載されています。
ぼくも理解しきれていなかったところがわかりましたねー。
まとめ
毒家族を持つ方向けの希望の本です。
脱出できてからが苦労しているんですよね。で、自分も子育ての時に同じことを子どもにやってしまって自己嫌悪ってパターンを繰り返しますから…。特に同性の子を持つとコンプレックス系はやってしまうので注意が必要です。(特に多いのが母親から娘)
ここ50年くらいで家族の価値観が変化していると思いますので、若い世帯は読んでおいた方がいいかと思います。お年寄りの言っている意味がわからないってことが多いですからね。家族間での年功序列的な思考とか、何言ってるの?って理解できませんし。
賛否両論あるマンガみたいですが、子育てをしているなら読むべきですよー。理不尽を断ち切りましょう。
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