どうも、ハタオトです。
家庭学習での勉強は何をすればいいのかわかった!でも、子どものやる気がない。どうすればいいの?って方向けの記事です。
これまでのおさらい(まだ読んでいない方は一読を。)
今回は、勉強しなさい!と言わないで勉強をさせる…いや、子どもが進んで勉強をするようになる方法をお伝えします。
勉強しなさいはやる気を奪う
勉強に関して叱っていませんか?
勉強しなさいってのは、その一例。これ全く効果がないんですよね。もちろん、家庭内の恐怖政治で無理やらせることも可能ですが、オススメしません。
〇〇しなさいと強要されたとき、大人でも嫌な気持ちになりますよね?子どもも同じです。
また、学力の経済学において添付されていた調査結果では、母親と子のかかわりではマイナス効果をもたらすことを示しています。効果が高いものは…
- 勉強をしたかを確認している(母親のみ効果大)
- 勉強を見ている
- 勉強する時間を決めて守らせている
経済学の面からも「勉強しなさい」はエネルギーの無駄遣いと表現されています。
叱られるから勉強をするのパターンで勉強をするようになってしまっては、叱り続けないと勉強しなくなりますよ。親も子どもも勉強に苦労することになります。
「勉強しなさい」はやめておきましょう。
勉強のことで子どもに対してのNGワードリスト
- 勉強しなさい!
- 宿題しなさい!
- 宿題は? or 宿題はやったの?(勉強しなさいの別の言い回し)
命令形はダメ。命令では動きません。
楽しければ勉強をする
子どもだけでなく大人も嫌なことに対する集中力って低いですよね。あぁ早く終わらねーかなって。勉強なんてつまらないし、早く終わることを望んでいます。
でも、ゲームなら何時間もやれますよね。ロールプレイングゲームであればレベルが上がると嬉しいですし、一つ進むと楽しい。
同じように勉強もゲームのように楽しくなれば自ら進んでやるようになります。
子どもを夢中にさせる小テスト
子どもができる問題をテストをしましょう。
やり方は簡単。勉強をやり始めに小テストを行うのです。
行うものは
- 算数:簡単な計算(10マス計算 or 100マス計算)
- 国語:漢字(10問以内)
1分程度でできるもので構いません。
意図としては、以下の3点。
- 最初にやることでウォーミングアップになる
- 勉強のゲーム化(測定基準は、スピードと点数)
- 短時間の集中
勉強が苦手なら得意な科目でやります。まずは、勉強に集中させることを目的としてやった方がいいです。
また、勉強の進み具合によってはレベルを上げていけばいいのですが、基本的にできる問題をやらせて「できる」の感覚を身につけましょう。
塾でも国語をやっているのに、算数のテストなんてことをやっていましたから。(どうしても苦手だったので)
勉強のゲーム化するコツ
楽しく勉強できるようにするためには、まずは達成感。できることを感じることが大切です。これは「できないことができようになる」ではなく、まずは「やれる」が大事です。
いきなり難しいことをやるには抵抗がありますよね。勉強の一番最初は自分が出来るものから、それも得意なものから始めると勉強の心理的なハードルが下がります。
- 1秒でも早く解く
- 全問正解する
単純な目標ですが、意外と食いつきがいいですよー。
まとめ
楽しければやりますよね。大人も数字が好きな人ってゲームが好きなんじゃないかな?レベルアップ感覚が好きですよね。ぼくは、一つ強くなる感じが好きですねー。
勉強を楽しいものに変えれたら、子どもも大人も満足した過程と結果を生み出せるのではないでしょうか。
まずは、キッチンタイマーでも買って簡単なテストをしましょうー!トラッキングして次回は何秒早くできるかな?と焚きつけておきましょう。
マンネリ化したら、問題のレベルを上げればいいのです。
2015年に出た本にもっと詳しいことが書いていますので、お悩みの方はこちらも是非どうぞー!
次回は、中学生の勉強方法を書きます。