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”生まれる前から赤ちゃんと共に歩める里親”を知っていますか?【「赤ちゃん縁組」で虐待死をなくす~愛知方式がつないだ命~ 】

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片付けない妻です。

皆さんは生まれる前から"赤ちゃんと共に歩める里親"ってご存知ですか?私も知ったのはここ3年ほど前なのですが…。

愛知県出身の私もそれが愛知県でできたなんて全く知りませんでした。その名も"愛知方式"。

その仕組みとそれについて書かれた本について紹介します。

そもそも里親って何ですか?

愛知方式のお話に入る前に里親について簡単紹介します。

  • 養育里親→縁組をしない里親
  • 専門里親→虐待、障がい児に対する知識を持った里親
  • 養子縁組里親→養子縁組をする里親
  • 親族里親→親戚などがする里親

という4つの類型が里親にはあります。

ほかにも週末や長期休みだけの

  • 週末里親
  • 季節里親

もあります。

里親のいいところ

里親のメリットはこんなところにあります。

  • 施設と違って養育者が一定→愛着を結ぶために重要
  • 家庭とは何か?を知ることができる
  • 将来のために大切な生活の技術を学べる
  • その後も継続的な関わりが望める→実家のような

施設も取り組んでいるところは多いと思いますけどね。施設の子どもたちは施設を出た後に苦労するといいます。それは家族が何かわからなかったり、生活の術がわからない。何かあった時頼る場所が少ない面にあるんですよね。 その部分を里親であればうまくいけば補うことが可能です。

生まれる前から赤ちゃんと共に

愛知方式は赤ちゃんと携わることができる仕組み。

望まない妊娠をした方から相談を受ける

赤ちゃんを待っている人にお話をする

妊婦さんをケアしながらその日を迎える

生まれたその日から里親がお世話し、名付けする

という流れになっています。

赤ちゃんの誕生を今か今かと待つこともでき、実母のケアを通して赤ちゃんを知ることもできる。生まれたその日からお世話も始められる。

もちろん里親が縁組を組めるまでは生まれてから、長い時間がかかります。それに実母が思いを改めればその子と縁組を組むことも叶いません。でも、生まれる前から見続けていたその子は里親にとってかけがえのない存在になりますよね。より愛情もわくと思います。

出る杭は打たれるっていうしね。

なんでも新しいこととか古くからあるものを変えようとすると「あいつは変」とか「うまくいくわけない」ってアイディアキラーはどこにでもいるよね。 愛知方式も今は受け入れられているけど…当時は大変だったんだろうなー。と思います。

そんな愛知方式を広めた人は…

  • 移動のたびに「要注意人物」と認定
  • 「県に弓を引いた男」「愛知県の三悪人の1人」と噂される

ひどい言い様だなー。と思いますが、それでも屈せず動く行動力はすごいですよね! そのおかげで幸せになった人がいっぱいいるはず!!

違法行為から始まった愛知方式

今でこそ合法ですが愛知方式のきっかけとなったのは1人の産婦人科医による違法行為からでした。

1 9 7 3年 、菊田先生は 、同じ産科医の団体である愛知県産婦人科医会から 、告発を受けました 。これが世に 「赤ちゃんあっせん事件 」と呼ばれる出来事です 。

赤ちゃんあっせん事件って私も今回初めて知りました。良いことも法に反していれば告発されちゃいますよね。 でも、それがきっかけで法を動かすってすごいよね!!

菊田先生の行為は違法ではありましたが 、母と子を救うためにやむを得ず行なったこと 。この事件を機に議論が起こり 、民法が改正されて 、特別養子縁組制度が作られたのです 。

生後0日の命だってあるんだよ

生まれたその瞬間に命を摘まれることもある。ニュースでもありますよね。悲しい話ですが。

悲しい話になるはずだった命を生まれてきて喜ばれる命に変えることができる愛知方式。一つでも多くの命が喜びに包まれて誕生してほしいですよね!

生後0日と言わなくとも望まない出産は虐待の呼び水になると言われています。1週間に約1人の命が虐待死する今。その命をどうしたら繋げるのか?模索しながら私たちは努めていかなければなーと思います。

早けりゃ早い方がいい

愛知方式は生まれる前から赤ちゃんと里親を繋いでくれます。『生まれてからでいいじゃん!』というのは大きな誤り。

  • 実母をしっかりとした環境で妊娠期間を過ごしてもらうことも大事→赤ちゃんのためにも!
  • 里親が生まれたその日からお世話する
  • 里親が名前をつける
  • 実母との信頼関係が気づくことで、その後の対応もしやすくなる

生まれる前からしっかりと向き合うことでその後のリスクがぐんと減らせるよね。

それに一番怖いのは"愛着障害"。

養育者がコロコロ変わるのは子どもにとって良くないこと。お世話の仕方が安定しないから子どもが混乱する。子どもが出すシグナルを養育者が見抜けないから何を求めるか気づいてもらえないので欲求が満たされないんだよね。

特に生まれたその日から半年は最も大事な期間。赤ちゃんと一番最初に愛着を形成する期間だからね。 そんなことも含めて「生まれた後でもいいじゃん!」というのは遅すぎるよね。

愛着の形成について書いてます↓ 無条件に子どもを愛するのは当たり前か?愛せないのは親失格! | もう、共働きやめます。

まとめ

『子どもの出自はどうなるんだ?』『実親の匿名性はありえない。』なんていうのも聞きます。ごもっともなお話ですよね。

正直、そんなんどうでもいい。命と安全が保障されているだけとても恵まれているんじゃないか?と思う私がいます。実親のもとにいたって人権どころか命すら危うい子どももいるくらいです。

もちろんそんな子どもが0人が良い。それでも子どもの命と笑顔が守れることが一番かなー。と思うよね。 "愛知方式"の詳しいお話が知りたい方はどうぞ↓

  • この記事を書いた人
mama

片付けない妻

子育てするよりも働いている方が良いというバリバリなキャリアウーマン。虐待を受けた経験があり、児童虐待、福祉関係に関する情報を発信しています。

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