片付けない妻です。
児童虐待に関する書籍をまとめていきます。
- 児童虐待に関して勉強したい方
- 児童虐待の現実、実例を知りたい方
- 児童虐待のニュースなどでちょっとでも興味を持たれた方
このような方々にオススメです。
被虐待児はなぜ普通の人になれないの?
被虐待児が救われたその後も普通の子どもになれないことがこれを読んでいるとわかります。"異邦人"と表現される子どもたち。見てきた世界が違うから見えるものも違いますよね。
大人になっても虐待にとらわれ続ける大人に読んでほしい一冊。
【消えたい】について書いたブログはこちら↓
【消えたい】虐待から救われました。めでたしめでたしはありえない。 | もう、共働きやめます。
虐待に大人になってもとらわれているあなたに読んでほしい。【消えたい 虐待された人の生き方から知る心の幸せ】 | もう、共働きやめます。
【消えたい 虐待された人の生き方から知る心の幸せ】外の世界に出るまで異常性をには気づかない。気づかないからこそ耐えられるものもあるんです。 | もう、共働きやめます。
被虐待児の後遺症に悩む子どもたち
- 盗癖
- 解離
- 生活習慣の欠如
- 感情のコントロールができない
いろんな後遺症に苦しむ被虐待児について書かれています。
うちに帰っても奴隷のような生活が待っているのにそれがわかっていても家庭復帰を望んだ女の子の章には涙がでました。親に無条件の愛を貢ぐ女の子は心をズタズタにされてしまいました。
後遺症に苦しむ子どもたちとそれに向き合う里親たちのお話と大人になった被虐待児の世代間連鎖について描かれています。
【誕生日を知らない女の子】について書いたブログです↓
被虐待児のその後を描く【誕生日を知らない女の子】。これを読んでもまだ被虐待児のケアを軽んじますか? | もう、共働きやめます。
虐待する仕組みや親のタイプに納得。
情短と呼ばれる情緒障害短期治療施設で暮らす子供たちについて書かれています。
この本で特に面白いと思ったのは虐待の仕組み、虐待をする親のタイプが盛り込まれているところ。虐待を知るには子ども側だけでなく、親側の心理も必要だもんね。
【生存者と呼ばれる子どもたち】について書かれたブログはこちら↓
【生存者と呼ばれる子どもたち】児童虐待は戦場!明日が迎えられるかなんてわからない。 | もう、共働きやめます。
母親をやめていたら救われたかもしれない命
大阪であった二児がネグレクトの被害により命を落としたルポ。「何故この事件が起こったのか?」を追ったお話。
現在の児相の連携の限界が浮き彫りになっています。
【ルポ 虐待-大阪二児置き去り死事件】について書かれたブログはこちら↓
【ルポ 虐待–大阪二児置き去り死事件】子どもの為に親やめられるか? | もう、共働きやめます。
生まれる前から赤ちゃんと共に歩める里親に
望まない妊娠で生まれる赤ちゃんを望まれる赤ちゃんにすることができる"愛知方式"という里親について書かれています。
愛知方式が生まれたきっかけの事件なども知ることができます。
【赤ちゃん縁組】について書いたブログはこちら↓
”生まれる前から赤ちゃんと共に歩める里親”を知っていますか?【「赤ちゃん縁組」で虐待死をなくす~愛知方式がつないだ命~ 】 | もう、共働きやめます。
まとめ
『なぜ児童虐待関連の本を読むの?』という問いに…建前は『知識をつけたいから』でも、知らなかったことを知ることで自分と折り合いがつけられる部分もあるんですよね。
被虐待児だからこそ、この現実をもっと知って欲しいと考えています。虐待の知識があれば、通報の件数も増えると信じています。
今では、通報も素早くできるように。↓
【189(いちはやく)】覚えやすくなったダイヤルで救える命はあるのか?
また、良いものを見つけたら追記、修正かけていきます!