片付けない妻です。
昨日、名駅の上の本屋で見つけました!ほくほくしながらおうちに帰って読む。。。読み終わった後、少しボーッとしていました。
『ちょっとパンチきついな。』というのが正直な感想。でも、児童虐待ってもっとひどいこともある。
児童虐待のリアルを描く作品が完結!【児童福祉司 一貫田逸子 逃げる子ども】をご紹介します。
ストーリー
今回の作品は読み終わった後、胸のあたりが重い感じがしました。
虐待は繰り返す
虐待の連鎖と家庭復帰した後の見守りについて描かれてるんだけど…
虐待の連鎖。あります。悲しいことだけど。
人が当たり前のようにできることができない。というか知らない。
私は、気をつけて生活しています。気をつけてないと自分がされて嫌だったことしてしまったり、しようとしたりするんですよね。特に疲れてる時。ハタオトやハタオト母、自分の兄弟がいるからなんとか母親してる。
もし、違う環境を選んでいれば私も加害者だったかもしれない。
『自分がしてることは虐待じゃないか?』といつも考えて、考えすぎて頭プシューってなってますね。笑
家庭復帰をした後も継続した見守りが必要。親もそれなりにカウンセリングしたり、治療したりと条件が満たされないとオッケーはでないはずだけど。
でも、その頃合いを判断するのはとても難しいのだとか。失敗すると取り返しがつかないことも…。
家庭で育つことが一番だけど、それが叶わないこともあるんです。
心の傷は一生
被虐待児が母親を殺害してしまい、判決を下される。判決を下した裁判官に一貫田さんが被虐待児のその後について理解してもらうお話。
このお話を読んだ時、昨年起こった被虐待児の女子高生が祖母と母親を殺害してしまった事件を思い出しました。【南幌町殺人事件】虐待家族?「積もり積もったものが爆発」長女、殺人ほう助で在宅起訴 – NAVER まとめ
犯罪はダメ。でも、気持ちはわかるかも。
溜まっていった感情が爆発してしまった、その方法が悪かっただけかなーってね。犯罪を犯してしまうとその子の人生がダメになってしまうしね。
“安心”と”安全”が保障されない
施設内虐待について描かれてるんだけど、ほんとに腹立たしい。生活を脅かされた子どもが安全な場所で安心して暮らすためにあるのにどうなってんの????
けど、それも事実なんです。
子どもの日常を援助するのって大変。虐待を受けた子ならなおさら。でも、それをなんとかするのが専門知識を持ったプロ。体罰や暴言なんてもってのほか。
子供の生活を脅かすような施設は早く撲滅してほしいよね!
何度もノックすることで開かれるドア
一貫田さんが児童福祉司になった理由となった”小夜ちゃん”のママも登場。小夜ちゃんママの知っているお隣の児童虐待。小夜ちゃんのママの心境の変化がよかったかなー。
何度も何度も家庭訪問を続ける一貫田さん。
たとえ門前払いをされても子どもの無事を願い、訪問し続ける児童福祉司。その一歩が子どもの笑顔を守るんですね。
まとめ
第三弾の今回で完結のようですねー。とてもリアルに描かれているだけに…ちょっと重かった。
児童虐待を止めるために日夜頑張る児童福祉司。関係のないところで生活している方にはあまり馴染みもないかも。これからも頑張ってくださいね!応援してます。
児童福祉司の漫画は他にもあります。【ちいさいひと 青葉児童相談所物語】児童虐待から子ども達を守れ!! | もう、共働きやめます。
私には私にできる貢献をしていきたいと思います。
紹介した本はこちら↓
関連記事
第一弾 【かくされた子ども】
【児童福祉司 一貫田逸子 かくされた子ども】コミックサイト総合1位の座は伊達じゃなかった! | もう、共働きやめます。
第二弾 【生贄の子】
コメント