片付けない妻です。
今週は、子ども達の見ているアニメがハロウィンづくし。
『10月も終わりか…また年末や。。』と思いました。
もうすぐ11月!
11月は、児童虐待防止推進月間!!
ということで今回は児童虐待について紹介していきます。
オレンジリボンって何?
みなさんは「オレンジリボン」マークというものをご存知ですか?
他には「ピンクリボン」「パープルリボン」「ホワイトリボン」というものも…。
「オレンジリボン」は子ども虐待防止を掲げ、「子どもへの虐待をなくしたい」という志のもと作られたマークです。
マークが作られたきっかけ…
2004年、栃木県で3歳と4歳になる二人の兄弟が父親の友人から再三にわたって暴行を受け、息も絶え絶えの状態で、橋の上から投げ込まれ幼い命を奪わる。
この事件を受け、オレンジリボン運動が始まりました。
子どもがいる身としては…『こんなこと本当にあるの?』と思いたい。
この事件だけではなく、今も中身は違えど日本中のどこかで起こっていることなのです。
虐待の相談件数
現在、児童虐待の相談件数は73,765件。
(平成25年度)22年間で60倍!
(この背景には、児童虐待が大きく報道され世間から注目され始めたこともあるようです。)
しかし、未だに年間50名の子ども達が虐待によって命を奪われています。
1週間に1人の子どもがその尊い命を落としているのです。
- 『子どもを虐待するなんて!!』
- 『なんでなくならないの?』
- 『行政はなにをしているの?』
とTVやネットで虐待に関する報道がある度によくコメントを目にします。
虐待は確かに許されることではありませんが…様々な背景や社会問題もあったりします。
また、それについてブログを書けたらと思います。
11月は児童虐待防止推進月間
じゃあ、児童虐待と11月は何の関係があるのか?というお話です。
11月は厚生労働省が定めた「児童虐待防止推進月間」。
全国では、NPO団体や学生さんなどがオレンジリボンや児童虐待について知ってもらう為に催し物を開催したりしています。
個人的には、少しだけ自分の周りや近所の親子に目を向けて欲しい期間だと思っています。
ちなみに私たちには虐待を発見した場合、通告する義務がありますよ。
(もちろん通告したからといってなにか不利益になる事は絶対にありません!!)
どんなことが児童虐待なのか?
身体的虐待
- 殴る
- 蹴る
- 外に閉め出す など
子どもに見られる状態として…
- 打撲
- 骨折
- 外傷
- 火傷
- 切り傷
があります。
体に痕跡があるので一見一番分かりやすいケース。
服の下、頭皮などの見えないところにある場合もある。
性的虐待
- 子どもへの性的な行為の強要、教唆など
本人や家族の告白がないと顕在化しないことが多い。
児相に保護された子どもの中には、身体的虐待で保護されても性的虐待があとで露見することもある。
心理的虐待
- 大声での脅し
- 無視
- 拒絶
- 著しい兄弟間の差別
- 子どもにDVを見せる など
子どもの心を殺してしまうと言われている。
ネグレクト(昔でいう育児放棄)
- 食事を与えない
- 衣服を交換しない
- お風呂に入れない
- 病気でも病院に連れて行かない など
パチンコ店での駐車場での放置もこれにあたります。
子どもの安全、健康が損なわれ死にいたるケースもある。
児童相談所に通告
- 『夜遅くまで家に帰らず遊んでいる。』
- 『いつも怒鳴り声と泣き声がする。』
- 『外に長時間出されている。』
なんかおかしいと思った時には通告して欲しい!
もし、勘違いであっても罰せられることもありません。
むしろ勘違いであった方がいい!!
住んでいる地域の児童相談所に電話をすることもできます。
今は全国の共通ダイヤルも用意されていますよ。
全国児童相談所全国共通ダイヤル
0570–064–000
近々かけやすいように3ケタにする案もでているそうです!!(110や119のような)
まとめ
虐待なんて、根絶されるのが一番!!
なくなるどころか相談件数だけ見れば増える傾向に。
「オレンジリボン運動」や「児童虐待防止推進月間」が虐待の抑止につながりますよーに!!
世の中の子ども達が健やかに育ちますよーに!!