どうも、ハタオトです。
日経平均株価が2万円を超え株式市場が活発になっていますね。日経平均株価が強くなると、初心者投資家の方が参入するかと思います。
わたしが株式市場に参入したのは、日経平均が8000円の時代でしたので今よりも過酷な状況でした。
しかし、どの時代も株式に挑む姿勢一つで容易にお金を失っていくものだと考えています。そこで、わたしが初心者時代の失敗をまとめていきます。
株式投資家1年生にやった失敗
前半戦は投資家としての失敗を。後半は投機家としての失敗をまとめていきます。厳密には異なりますが、
- 投資家は長期投資(半年〜1年以上)
- 投機家を短期〜中期投資(数秒〜半年以内)
と定義します。
長期投資をガマンできない
参入した時は、リーマンショック後で下がりきったところでした。
10年チャートを見ればわかりますが、1万切っていますね。日経平均が6000円代をつけた頃です。(今思うと、1万円代が高値でしたよ)
こんな時期に購入したのは、ユアサ商事でした。
最低単位で7万くらいので購入できましたね。今は驚きの30万!!!当時はこちらを2000株買っていました。(現在は0.1分割で200株相当)
が、特別値動きがなく、つまらなくなったんですよね。1年も待てなかったわけですよ。それで、半分を1万の利益で利確。1年半待てたら、2倍だったんですよね。(今なら約4倍!)
つまらなかったわけです。
ナンピン買い
ナンピン買いとは、保有している株価が下がったら、買い増して取得平均価格を下げること。
- 100株買う
- 値下がり
- もう100株買う
- 値下がり
- …ガマンできなくなって損切り。(ひどい人は塩漬け)
アホですよね。今はやりません。
持っている資金を全て投資した
手持ちの資金を全て変動する資産に変えていました。当時は目の前で増えているのに手元にあるのが勿体ない!全部投資して倍の速度で増やしたい!と考えていました。
えぇ、欲に目が眩んでいましたね。
結果として、他に良い銘柄が現れた時に手持ちの資金がなく、先ほどのの「ナンピン買い」をした銘柄を損切りして買い換える方法を取っていました。
うん、最低の投資方法。手数料と損失のダブルパンチでしたね。恥ずかしいよなぁ…。
投資プランを守っていない
上記全ての事柄に言えます。
プランを立てているのですが、いつまで保有するのかを立てても、「あっ、こっちの方が」ってことで切り替えることが多かったですね。
規律なき投資家でした。
最近、チェックしたら投資プランは2年程度で8割当たっていました。
投資から投機に切り替えた
3.11以降弱気相場になることを予測して、持っていた銘柄を全て損切りをしました。
当時原発の状況が気になり、ずっと震えながら見ていました。たしかUstreamで見ていたと思います。この世の終わりと思いながら。2011年3月14日の11時1分に3号機が爆発。
爆発直後、パニック売りでほぼ全ての銘柄がストップ安に。売られ過ぎだったので、ストップ安で買い注文を入れ持ち越し。次の日はやっぱり強かったので、全銘柄売却し、1日で20%近く利益を上げました。
で、投資がアホらしく思えて投機に切り替えることに。
※ここからが恐ろしく負けた!
投機家として失敗したこと
3.11以降投資家ではなく、投機家を選択しました。
と言っても、当時は投機家という言葉も知らなければ、理論もない。短期トレードってくらい。デイトレで1日1万稼げは30万や!と頭お花畑でした。
お花畑ごと資金も根こそぎ取られて行ったので、やってはいけないことをまとめていく。(ここからは悲しい)
提灯買いをした
下のようなチャート。

By: 市況かぶ全力2階建
仕手株を狙うハイエナのように、勢いづいた銘柄をコバンザメのように…
勝率は20%くらい!根こそぎやられました☆
取り返すと考えていた
提灯買いを繰り返していたわけですが、一種のギャンブルみたいなものだったのでしょう。ことごとく負ければよかったのですが、時々勝たせてくれるんですよね。そこそこ。
「うはっw、これ繰り返せば取り返せるじゃんw」
散りました。
負けた分析をしなかった
この頃は、トレーディング日誌も負けた分析もしませんでした。
とにかく次に勝つために準備する!と意気込んで、チャート練習帳やら何やら…。
勝つために研究をしていたんですよね!仕手株!!!!そうか!ランキングを見ればいいんだな!よし!的な感じ。
蹴り飛ばしたくなってきましたね。
テクニカル分析をすぐに実戦
様々な書籍に載ってあるテクニカルチャートのシグナルを実戦で試しました。というか、勝つ気満々で。
負けても、実戦でデータを…(震え声)
入金王子でした。日経平均株価の低迷時期に貢献していましたね。
儲かる話を探し続けていた
おわかりいただけるかと思いますが、手っ取り早く稼ごうと思い投機家を!とやっているので、資金2倍、3倍って言葉には反応していました。
そういったタイトルの本って多いよね…ほら、ブログ書くようになってからタイトル悩むでしょ?極論、本売れたらいいよね。
(中には今でも良書と言える本もありますよ!)
まとめ
初めての株式市場では特に気をつけるポイントは投資と投機の区別です。投資株が時として投機的な株になることがあります。
その際に、本来のトレーディングプランを信じられるかで決まります。
規律無き投資家(投機家)の末路は、破産です。これから、株やってみよう♪と考えている方は、人の失敗から学び這い上がったオススメの本を読んでから始めてください。
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