どうも、働かない夫です。
年金情報流出しましたねー。ニュースを見ていると衝撃的。
個人情報って軽い感じで管理されているんだなーって思いましたね。
前にもベネッセが流出させた時も書きましたが、今回は年金機構。マイナンバーやるの?
年金情報流出の大まかなまとめ
ベネッセが流出させたときは、企業だから散々の言われようでしたよね。訴訟も起こっているくらい。
危機管理が低いよね。大企業の流出があって、今なんでお漏らししてんのって思います。民間視点から見ると異常なくらいお粗末です。
年金個人情報流出の流れをまとめるは以下のとおりです。
- 5月8日 (九州)マルウェア付電子メールを開封・感染
- 5月18日 日本年金機構職員に注意喚起
- 5月18日まで (東京)職員がメール開封・感染。不正アクセスが行われる
- 5月28日 2ちゃんねるへ職員と思われる人物の書き込み
- 6月1日 個人情報流出について発表&記者会見
- 6月2日 年金機構をかたる不審電話が高齢女性にかかる
東京都内の会社のサーバーから個人情報の一部が発見。悪用された可能性もあると見て捜査中。
2chに書き込みね。
匿名性が高い掲示板ですが、守秘義務ってやつがありますよね。
全くもってリスク管理が出来ていないと思います。ベネッセの個人情報流出事件をどのように見ていたのか教えてほしいものですね。個人情報って案外軽いもんなんですね。
マイナンバー制度のメリットとデメリット
簡単にマイナンバー制度をまとめてみます。
マイナンバーのメリット
- 12桁の数字で管理される
- 年金、福祉などの行政の個人情報が連携され、手続きがスムーズになる。
- 作業の効率化、ミスが減り正確かつスピーディに。災害時に迅速な支援を行えるようになる
- 税金、年金などの公平性の実現。不正受給の抑制
一般市民としては不正受給の抑制などができたり、スムーズに手続きが行える点が利点となります。
マイナンバーのデメリット
- マイナンバーは原則変わらない。
- 個人情報の範囲の拡大の恐れ
- 現状、年金などの社会保障分野、税分野、災害対策分野となっていますが、不正受給の兼ね合いで個人資産まで把握されるかもしれない。と一部で言われています。
マイナンバーやるの?
便利だけどねぇ。
2017年頃には誰がマイナンバーの個人情報を使ったのかを把握できる「マイナポータル」という情報サービスも利用できるようになっていますし、マイナンバーの不正入手、不正提供は処罰の対象としていますが、それ以前の問題ですよね。
マイナンバーは個人で管理するので情報漏洩に関してリスクを背負うのは本人ですが、今回の年金情報流出のように機関から漏れた場合の被害が出るのではないかと思います。
「年金情報漏れた」と不審電話=流出乗じた詐欺か―福岡県警
2日午後3時ごろ、福岡県春日市の無職男性(65)宅に、「消費生活センター職員のタカハシ」を名乗る男から、「あなたの年金情報が漏れている」と電話があった。男は男性に、「情報を消したり、回収したりするには、ボランティア団体の協力が必要。団体の者が書類を作ると、漏れた情報を消すことができる」と告げた。
直後に、「ボランティア団体のトクナガ」を名乗る別の男から、「連絡を受けた者です。どうしますか」と電話があった。不審に思った男性が「そのままにしておいてください」と答えると、相手が即座に電話を切ったため、警察に通報した。
(Yahoo!ニュースより 引用)
まだ、被害は出ていませんが、これから出るでしょうねぇ。詐欺って巧妙になってきているので。
マイナンバーよりも初歩的なセキュリティをやってほしいですね。
125万件の基礎年金番号を変更
3日から、情報が流出した年金加入者へ文章を発送を順次開始。
今月中が目標で、「お漏らししましたごめんなさい、だから番号変えるね♪」というありがたいお手紙が発送されるわけです。
不審なことが起こった場合(詐欺っぽいこととかね)
0120-818-211が専用電話窓口となっていますので、そちらまで連絡をしておきましょう。
現状、ニュースで挙げられているのは65歳以上の高齢者が狙われているみたいなので、実家に確認を取っておきましょう。
詳しくは日本年金機構へ
まとめ
あまりにお粗末だったので、イラっときました。
そのうちベネッセの時のように集団訴訟もあるかもしれないですね。
- 自分の情報が漏れたのか?
- 訴訟は起きるのか?
- マイナンバーはどうなるのか?
まぁ、個人情報なんて、常に漏れているものかもしれませんが、マイナンバーって便利すぎるのでちょっとどうなのかな?って思いました。
実際使ってみないとわかりせんが、まずはセキュリティ対策と危機管理意識を改善されたらどうでしょうかね。